内容説明
「自動車製造」業→「モビリティ・カンパニー」業へ。「通信」業→「通信を中心としたライフデザイン」業へ。「クラフトビール製造」業→「新たなビール文化創出による幸せ提供」業へ。ゲームチェンジに挑んだ企業に学ぶイノベーションを生み出す方法。
目次
1 なぜいま「なりわい」の再定義が必要なのか(「なりわい」が変わることはお客さまに提供する体験価値(CX)が変わること)
2 「なりわい」再定義の背景とパターン(研究対象となった日本企業と5つの素朴な疑問;なぜ企業は「なりわい」再定義をしないと生き残れないのか ほか)
3 新たな「なりわい」を具現化するためのEX活動×CX活動(事業変革と両輪で組織文化の変革も不可欠;ツインリンクモデルから読み解くなりわい革新)
4 「なりわい」再定義に向けたプログラム『Power Session』(『Power Session』とは何か;DAY1 「なりわい」再定義のタスクフォースチームを編成する ほか)
著者等紹介
望月真理子[モチズキマリコ]
株式会社電通PRソリューション局シニア・コンサルティング・ディレクター。1986年電通入社。当初5年間はマーケティング局に在籍した後、今日まで約30年間、一貫してコーポレートアイデンティティ(CI)、コーポレートブランディングを専門とし、企業理念やVI、企業スローガン等の開発、CC戦略の立案・実施に携わる。30年間で関わったCIは50件超。仕事のスタイルは、「コンセプト策定からクリエーティブ、IN/OUTコミュニケーション戦略立案―実施までの、一気通貫プロデュース」
中町直太[ナカマチナオタ]
株式会社電通PRソリューション局シニア・コンサルティング・ディレクター。2001年電通入社。マーケティングプロモーション局・営業局を経て、現在はPRソリューション局でコーポレートブランドコンサルティング/広報コンサルティングを専門とする。コーポレートブランドコンサルティング領域ではさまざまな業種で数万人規模の大企業からスタートアップ企業まで幅広く支援。特にインターナルコミュニケーションによる組織文化変革支援が得意分野。またPR領域では、放送局のディレクターとしてテレビ番組の制作、そしてグループ会社設立時の広報体制立ち上げを経験。クライアントワークにおいては自治体の新条例の成立支援や、国際的なビッグイベントの広報戦略立案など、大型プロジェクトの経験も豊富
朝岡崇史[アサオカタカシ]
株式会社ディライトデザイン代表取締役/法政大学大学院客員教授。1985年電通入社。電通ではブランドコンサルティングを行うコンサルティング室長、電通デジタルエグゼクティブ・コンサルティング・ディレクターを歴任。現在は、ブランド戦略、カスタマーエクスペリエンス戦略を専門とするコンサルタント、ファシリテーター、研究者。北京伝媒大学広告学院客員教授(2013年)、公益社団法人日本マーケティング協会マーケティングマスターコースマイスター(2011年~現在)、U35新宿ビジネスプランコンテスト・アクティベーター(2018年~)などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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