講談社の翻訳絵本
キーウの月

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  • サイズ A5変判/ページ数 24p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065289952
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報



ジャンニ・ロダーリ[ジャンニ・ロダーリ]
著・文・その他

ベアトリーチェ・アレマーニャ[ベアトリーチェ・アレマーニャ]
著・文・その他

内田 洋子[ウチダ ヨウコ]
翻訳

著者等紹介

内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。ジャーナリスト。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞を同時受賞。2019年にウンベルト・アニェッリ記念ジャーナリスト賞、2020年に金の籠賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

240
月はどっちに出ている? 月はどこからでも見えます。キーウでも、モスクワでも、北京ベルリンダブリンリベリアでも、同じ月が見えるはず。領土を奪おうとする紛争の虚しさ愚かしさ無意味さが伝わってきます。「月の光はパスポートなしで旅をする」という言葉が素晴らしいです。2023/02/17

starbro

219
イタリア人絵本作家のウクライナ救援絵本です。 宇宙から見たら、地球上のちっぽけな争い、何千年経っても、人類は賢くなれません🌙🌕🌙 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003686292022/08/16

やすらぎ

157
イタリアの詩人が1960年に発表した、キーウの月。平和を願ってから半世紀以上を経ても、人と人との争いは途切れることなく続いている。幾度祈っても平和が一向に訪れない現実。せめて希望の光が何処かから降り注げばいいけれど。はるか昔から月あかりはすべての人に注がれている。キーウに降り続く雨、降り積もる雪、そんな夜にも照らしてくれる光。夜空にまるい月が浮かべば誰もが穏やかになれる。私たちはほんの一瞬を生きているけれど、それは繊月のように儚いもの。それなのに。この24頁の絵本にどれほどの思いが込められているのだろう。2025/11/15

KAZOO

133
今日もキーウがミサイルで攻撃されたというニュースを見て本当にどうにかならないのか、という気がしました。ジャンニ・ロダーリの詩に絵を付けたもので詩もそうですがとくにこの絵が心に落ち着きを与えてくれます。わたしの好きな内田洋子さんの訳ですね。2022/10/11

美紀ちゃん

114
ジャンニ・ロダーリさんの話が好きなので、読んでみた。 知らずに手に取ったが、ウクライナ支援のために出版されたそう。 平和のために役立ってほしいと願っている。 ジャンニ・ロダーリさんの「緑の髪のパオリーノ」がとても好き。(あのシリーズ3冊が好き。) 詩にイラストが描かれて絵本になっている。 イラストは、ベアトリーチェ・アレマーニャさん。 やはりイタリアの人。 温かいイラスト。 翻訳はいつもの内田洋子さん。 この絵本の売り上げは、イタリア赤十字とセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。2023/03/26

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