内容説明
ここは、ハロウィーンの館。くらく、ぶきみなおばけ屋敷…。かくれていたのは、とうさんオオカミおとこ。そして、10ぴきのこどもたち。ぶきみなおばけ屋敷にいたのは、オオカミおとこだけではなかった。子連れの吸血鬼、コウモリ、幽霊、怪物たち。そこへ、牢屋をぬけ出したふたりのおとこが忍び込む。ハロウィーンの日には、いろいろなおばけが出るという。さあ、パーティーのはじまりだ!これで、ハロウィーンがいっそう盛り上がることまちがいなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
32
ハロウィーンの時期に合わせて次男と読破。途中から、”数字の配列”に気がついた様子。ただし、「なぜ”ねこ”なんだろう・・・?」とのこと。確かに・・・。読後感じたのは、俗に言う「Home, Sweet Home!」。(ストーリーは深く考えないで)脱獄囚の表情を楽しもう!(笑)それにしても、どの点が”ハロウィーン”とリンクしていたんだろう・・・。嗚呼、読み取れない・・・。(涙)2012/10/14
ヒラP@ehon.gohon
31
脱獄した二人が逃げ込んだのはハロウィーンの屋敷でした。 その中で繰り広げられるおばけたちの大騒ぎに振り回されて、刑務所に逃げ帰るという展開でした。 どうも実際の社会のほうが落ちつけるということですが、おばけたちの騒ぎには、気味悪さもあって、納得してしまいました。 なぜか数遊びもあって小さい子ども向けのようですが、怖さのほうが強いかも。2023/10/13
Cinejazz
20
〝 刑務所から脱走した二人の囚人が忍び込んだのは、不気味なお化け屋敷 「ハロウィーンの館」だった ❢・・・。ここに隠れていたのは、狼男と10匹の子どもたちだけではなかった。子連れの吸血鬼、蝙蝠、幽霊、怪物たちが、館のなかを所狭しと、ハロウィーン・パ-ティで盛り上がっている最中だった・・・ 〟阿鼻叫喚の化け物屋敷から逃げ帰った二人の囚人・・・刑務所のなかで、懐かしの我が家を思い、泣き忍ぶのであった。2024/11/01
遠い日
17
表紙からもうお話は始まっている。刑務所から逃げ出した囚人ふたり。忍び込んだ古いお屋敷は、おばけがうじゃうじゃ。どの部屋へいっても度胆を抜かれる。数の勉強もできるようになっていて、子どもたちといっしょに数えてみるのも楽しいかも。その後の囚人たちの選択がまた、可笑しい。2016/07/17
たーちゃん
16
息子は「ひぇー、怖い」「あ、刑務所に戻るのか!?」などと言っていました。2024/10/27