内容説明
2019年の12月に中国の武漢で発生した(と思われる)新型コロナウイルス感染症は瞬く間に世界中に広がり、15ヶ月経った現在も終息の兆しを見せていない。人類の歴史は病気との闘いの歴史と言っても過言ではない。その時代時代で、人間は生命を脅かす病気に出会い、原因を解明し、治療法を見つけるために悪戦苦闘を続けてきた。本書は、病気に出会い、その謎に挑戦し、そして今もなお克服への道を探し続けている人間の物語をまとめたものである。
目次
胃のしくみと病気
肝臓のしくみと病気
インスリンと糖尿病
心臓のしくみと病気
免疫のしくみと病気
感染症(1)インフルエンザと新型コロナウイルス感染症
感染症(2)エイズ、エボラ出血熱、結核
がんの話
プリオン病
大脳皮質の構造と機能
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
パーキンソン病
アルツハイマー病
神経伝達物質と精神疾患
未来へ向かう医学
著者等紹介
安原治[ヤスハラオサム]
京都大学医学部卒業。滋賀医科大学分子神経科学研究センター准教授、同大学解剖学講座准教授を経て、滋賀県立大学人間看護学部教授・副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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