出版社内容情報
今朝、ふと気づくと、サルの匂いがしている。小さい声で父に知らせる──琵琶湖の北西部、朽木針畑郷。雪に埋もれる冬は薪ストーブを焚き、春は古木の大ザクラに見とれる。愛犬目線で山暮らしの日々を綴ったフォトエッセイ。
内容説明
愛されて、愛されて、18歳で虹の橋を渡った、ゴン太が見つめた山暮らしの日々。
目次
ボク、ゴン太
針畑の冬
針畑の秋
母の手術
針畑の春
針畑の初夏
著者等紹介
榊始[サカキハジメ]
長崎県出身。大映大阪営業所に就職、その後、梅田日活地下劇場支配人などを経て、独立してアート系ミニシアター「シネマ・ヴェリテ」を立ち上げ、プロデュース。妻の大学(社会人)入学を期に映画界と縁を切り、5年の主夫生活の後、高島市朽木小川に山小屋を作り、愛犬ゴン太と共に番人として住み始めて14年目(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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