出版社内容情報
江戸期、日本全土に商売を広げた近江商人。彼らが守り実践してきた商法や心得にみる、不変の成功法則とは?著者ならではの視点で「近江商人の心」を浮き彫りにした。
内容説明
近江に残る「日本の心」を柱に著者独特の歴史観の中から、いまこそ学びたい近江商人のビジネス哲学を追求。
目次
琵琶湖のアユにまなぶもの
近江商人の基礎行動
地域愛の実践―塚本定右衛門
女性の活躍―秀吉の妻
箱根の新緑にヒント―西川甚五郎
私心と公心のケジメ―小林吟右衛門
安定こそ危機だ―西川利助
文化とのフィードバック―伴蒿蹊
戦国武将への影響―蒲生氏郷の例
平和重視のまちづくり―豊臣秀次
不易の精神をまもりぬく―近江商人の家訓
外に出て育ったアユ―高島商人
湖西から人間学の発信―中江藤樹
日朝交流の第一人者―雨森芳洲
いま生きる“三方よし”