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内容説明
五穀豊穣と村内安全を祈願して年頭におこなわれるオコナイ―第一章で、滋賀県湖北地方と、西日本各地で受け継がれてきた主要なオコナイ行事を紹介。第二章では、オコナイ行事の起源とその特質を考察。第三章では、最大規模を誇る長浜市川道町のオコナイに密着し、豪快な一俵鏡餅の作り方、勇壮な献鏡儀式、豪華かつ厳格な本膳など、住民しか知り得なかったその全貌に迫る。
目次
第1章 滋賀県下と各地のオコナイ(伊香郡木之本町古橋;伊香郡木之本町杉野;伊香郡西浅井町集福寺 ほか)
第2章 オコナイの起源と特質(仏教行事に源をもつ神事;魔除けの牛玉宝印;鬼の出るオコナイ ほか)
第3章 川道のオコナイ(オコナイの聖地「川道」;川道の歴史;オコナイ組と日程の変化 ほか)
著者等紹介
中島誠一[ナカジマセイイチ]
1950年長崎県佐世保市に生まれる。1977年佛教大学大学院文学研究科(日本史専攻)修士課程修了。前長浜市長浜城歴史博物館館長。現在は長浜市曳山博物館副館長。長浜市長浜城歴史博物館学芸員として「近江のオコナイ」「オコナイの源流を探る」などを始め、多くの展覧会を手がけ、西日本のオコナイ、滋賀県の民俗芸能、祭礼などに関する特別展図録、論文、報告書など多岐にわたり活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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