最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883206650
  • NDC分類 327
  • Cコード C0090

出版社内容情報

大阪高裁判事まで務めた著者が安全保障関連法をひっくり返す裏ワザを教える本! 裁判官歴22年の著者が明かす驚愕の現実と日本の将来を守る術を書き下ろした注目の1冊!

内容説明

元大阪高裁判事が指南するこれからの作法。司法の正体を明かし、日本を守る術を提示する。

目次

第1章 最高裁が違憲判決を出せない本当の理由(黙ったままか、行動するか?;「砂川判決」の背景にあったこと)
第2章 日本人が裁判嫌いになったワケ(ちょっとヘンな日本の裁判;歪んだ司法を作った2人の最高裁長官;裁判官たちの、悩み・葛藤・涙)
第3章 最高裁はこうして統制・支配する(最高裁が監視する「報告事件」の実態;冤罪はこうして生み出される;これが“優秀”な裁判官だ!)
第4章 告発!最高裁がひた隠す裏金問題(最高裁の莫大なウラ金作り;最高裁に情報公開を請求すると…;行政機関と最高裁の闇取引)
第5章 最高裁に「安保法=違憲」判決を出させる方法(選挙に行くように、裁判しよう;絶望の裁判所から脱出する方法;フツーの市民が裁判してみたら―巷の人々の裁判体験記)

著者等紹介

生田暉雄[イクタテルオ]
1941年、兵庫県神戸市生まれ。1970年、裁判官任官後、1987年に大阪高裁判事に。1992年に退官し弁護士になるまで裁判官としての勤務は二二年間にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじこ

3
結論からいえば、今の日本の司法制度の下では最高裁に安保法違憲判決を出させるのは不可能ということになります。日本は付随的違憲審査制(裁判所は具体的な事件が無ければ法令の違憲審査ができないという制度)を採っているのですから当然の帰結ですよね。 著者が主張したいのは日本人はもっと主権者意識を持たなければならないということです。著者は元大阪高裁判事だそうですが、よくここまで書いたなと思うくらい司法、特に最高裁を痛烈に批判しています。 日本の司法がどうなっているのか、ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。2017/01/24

さも

0
絶望の裁判所に通じる部分もあるが、怨念や悲壮感の表現が薄い分、タッチが軽く読みやすい。

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