出版社内容情報
日米の経済に起こった二つのバブル崩壊を比較し、バブル対策はやはり金融政策にとって重要であること、今後なすべきことを説く。
内容説明
「一〇〇年に一度」の危機は、すべてグリーンスパン、バーナンキの判断から始まった。なぜバブルは放置されたのか。FRBはどこで間違えたのか。
目次
序章 アメリカのFRBは日本から何を学んだか
第1章 金融政策
第2章 量的緩和政策と石油高騰―なぜデフレが終焉したのか
第3章 賃金デフレ
第4章 円安政策は何をもたらしたか
第5章 金融政策の所得分配効果
第6章 グローバリゼーションの中の景気循環
第7章 機能麻痺に陥ったアメリカの金融政策
終章 金融政策の誤算
著者等紹介
服部茂幸[ハットリシゲユキ]
1964年大阪府生まれ。1988年京都大学経済学部卒業。1996年京都大学博士(経済学)。奈良産業大学経済学部講師、奈良産業大学経済学部助教授、福井県立大学経済学部助教授を経て、2007年福井県立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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