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内容説明
苦しみを作ったのは私、苦しみから抜け出すのも私―。自らの精神と深く向き合った心性ノンフィクション。だれの20年間にも、消せない傷と価値がある。
目次
第1章 霊的体験と、生きることへの悩み―二十歳でオウムに入った背景 一九六八~一九八九(打ち砕かれた、傲慢な思い込み;三歳までの心の衝撃 ほか)
第2章 私を縛り付けていた何か―サリン事件までの出家生活 一九八九~一九九五(出家してすぐのリアルな夢;マハームドラーととらえてしまった選挙活動 ほか)
第3章 絶えまない葛藤と現実逃避―地下鉄サリン事件後の五年間 一九九五~二〇〇〇(地下鉄サリン事件と強制捜査を陰謀ととらえる;誇らしいと思い込んだ逮捕 ほか)
第4章 そして、魔境に気づく―オウム脱会まで 二〇〇〇~二〇〇七(上祐から聞いた告白;新たなアレフ体制が始まる ほか)
エピローグ―魔境が教えてくれたこと(オウムの総括作業が教えてくれたこと;水の神に助けられる ほか)
著者等紹介
宗形真紀子[ムナカタマキコ]
1968年、静岡県生まれ。感受性ゆえか、幼少期から心の扱いに悩んでいた少女は、20歳のときオウム真理教に入信。地下鉄サリン事件後に身に覚えのない容疑で逮捕されるなど、事件の渦中に巻き込まれる。その後、自らの心と深く向き合う作業による精神の変遷を経て、2007年、アレフ(オウム真理教の後継団体)を脱会。幼いころに育まれた大自然に回帰しつつ、執筆・表現活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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トッド
むっちょむ
大熊真春(OKUMA Masaharu)
toshiyuki83
るりこ