内容説明
本書は「人間にふさわしい住まい」の実現を追い求め、研究の方法に悪戦苦闘してきた一人の研究者の約半世紀にわたる軌跡である。
目次
第1部 住居は人権である(『住宅貧乏物語』の誕生まで;海外の居住権運動調査;日本住宅会議の設立;居住福祉の論理)
第2部 学問に情けあり(研究の方法・研究者の作法;研究者の社会的責任;求められる「居住民主主義」)
著者等紹介
早川和男[ハヤカワカズオ]
1931年奈良市生まれ。京都大学工学部建築学科卒、工学博士。神戸大学名誉教授。現在、日本居住福祉学会会長、国際居住福祉研究所長。2001年より「日中韓居住問題国際会議」を三国の研究者らと開催。「住居は人権」という理念のもと、「居住福祉」の概念を国際的に展開する「居住学」の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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