目次
第1章 大きな力って何だろう(僕の心を動かす力;必要だから“そこにある” ほか)
第2章 大きな力は愛でいっぱい(いつかのいい日のために;昨日のつみかさね ほか)
第3章 大きな力の秘密(「神の手」「祈りの手」;ツブの隙間が大きく見える ほか)
第4章 大きな力からのプレゼント(私たち、なぜ死ぬの?;宇宙へ帰る日 ほか)
第5章 雪絵ちゃん(会えて、よかった;あきらめないのが私流 ほか)
著者等紹介
山元加津子[ヤマモトカツコ]
1957年金沢生まれ。エッセイスト。愛称かっこちゃん。富山大学を卒業後、小学校の先生を経て、養護学校の先生をしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
9
著者は養護学校の先生。生徒さん達からいろいろな事を感じ取り私たちに伝えてくれる素敵な方です。この本の前に、生徒さんの大ちゃんの詩集を読みました。そのその前に、しろばかさんの本(福の神になった少年)を読みました。障害のある子たちから勉強させていだだく事がたくさんあります。ありがとうございます。2013/03/22
Gotoran
8
擁護学校の先生が綴るたくさんの魅力的なこどもたちのこと。特に心を奪われたのはMS(多発性硬化症)を患い、自身の生(いのち)を生き切った笹田雪絵さん(すのうちゃん)との秘話。すのうちゃんとの約束を果たそうとするかっこちゃん(著者)が こどもたちと繋がる中で、宇宙の真理に繋がり、真の生き方を教えてくれる。誰もが生まれてきた理由がある。嬉しくて楽しいこと、辛くて悲しいこと、偶然というものはなく、起こるべくして起こり、出会うべくして出会う。ありのままを受け入れる。目には見えないけれど大切なものに気づかされる。2011/10/28
小心
2
共感できるところもあるけれど、「なんだかなー」と思うところもある。世の中に受け入れられやすい障害とそうでない障害があると思うから。2013/09/04
amaryllis
2
みんな宇宙とつながってる。いいなあ。この本もまたかっこさんの思いやりが溢れていて、繰り返し語られる話でも、そのたびいいなあと思う。大ちゃんの詩もまたすてきだ。そういうのびのびしてまさに「宇宙とつながってる」心、見つけたい。2010/07/03
うりぼう
2
加津子ちゃん、慈しみにあふれています。そう、誰でも絶対に必要とされる存在なのです。2007/12/09