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麻原を死刑にして、それで済むのか?―本当のことが知らされないアナタへ

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883202874
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0090

内容説明

卑劣で凶悪な人殺しだとしたり顔で扱っていたら、なぜ社会がオウム真理教を生み、この事件が起きたのかがわからない。麻原弁護団長8年間の、要点独白。

目次

第1章 速すぎる裁判の危険性
第2章 麻原裁判の基本問題
第3章 異常な捜査と不自然な証拠
第4章 村井正大師と「オウム事件の闇」
第5章 坂本弁護士事件の問題点
第6章 松本サリン事件の問題点
第7章 地下鉄サリン事件の問題点
第8章 麻原裁判と私
対談 「麻原裁判で何を見たのか」―上出勝弁護士と八年間を振り返って
資料 麻原裁判の公判経過

著者等紹介

渡辺脩[ワタナベオサム]
1933年生まれ。一橋大学社会学部卒業。61年東京弁護士会に登録。青梅事件・辰野事件・仁保事件の無罪判決をはじめ、長年数多くの刑事事件の弁護活動に従事する。日本弁護士連合会(日弁連)では「刑法『改正』阻止実行委員会」事務局長・副委員長を務め、「弁護人抜き裁判」特例法案阻止対策本部で事務局次長、国家秘密等情報問題対策委員会委員長、日弁連刑事法制委員会副委員長などを歴任。95年より2004年2月の最終判決までオウム真理教・麻原被告の国選弁護人として弁護団団長を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さき@merry

9
私達は人として、後世に渡る許されない事をしていると、強く思った。明らかに異常な手抜き捜査をし、事実を無視して誤った人物像を描き出した警察、事実に反した記事で民衆の嫌悪感を煽るマスコミ。対して「マスコミで叩かれようと非難を浴びようと、反省しなければならない点は反省する」「どんな状況下においても、修行を続けて、他者の救済と自己の解脱を目指せ」と説いていた被告。どちらが誠実か、本書を読めば分かると思う。著者の無念さ、被告の信念が伝わってきた。フリーメイソン等の陰謀論も匂わせており、多くの人に読んで欲しいと思う。2018/02/14

takao

3
ふむ2024/04/08

かみーゆ

1
愚痴っぽくなってるところもあるけど、弁護士側から見たオウム裁判の真実ではあるんだろうなあ。これが本当なら相当ヒドいなって思いますけど。警察も検察も。でも担当する弁護士をあみだクジで決めてたとかいう話もあるし、被告と意思の疎通が出来なかったのは事実なわけだしねえ…。うーん。2015/01/25

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