内容説明
前代未聞のヒグマ観察・人跡未踏の最北活火山初登頂―生命を賭して、これほど突っ込んでいく写真家は、日本はもちろん、世界にもきっといないだろう。生と死と、自分の存在理由を求めて、岡田昇は今も、人間のいない所を探し彷徨う。辺境地・カムチャツカを舞台に展開される、大自然ハラハラワクワク長編ノンフィクション。
目次
第1章 偵察行
第2章 聖地クリル湖
第3章 カムチャツカ・ナイフを作る
第4章 哀惜の早春
第5章 さらに、ヒグマ王国圏内へ
第6章 侵された野生圏
第7章 真実の大自然
第8章 『カムチャツカ地誌』とベーリング探検隊
第9章 ユーラシア大陸・活火山の最高峰を登る
第10章 最北の活火山・シヴェルチ初登頂
第11章 原野を奔る風
終章 また会おう、仲間たち