目次
第1章 幸福の日々
第2章 生命のきらめき
第3章 魂の旅立つところ
第4章 アーユルヴェーダの守護神たち
第5章 花の香り
第6章 孤独の化身
第7章 胡蝶の夢
第8章 音楽家の恋
第9章 クットララムの滝
第10章 クリシュナ神のほほえみ
第11章 建築の科学「スターパティア・ヴェーダ」
第12章 運命の自由意思
エピローグ かたみの指輪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アポロ
24
インド哲学は好き!2017/04/29
うちこ
9
サイババを日本に紹介した著者の本。「まえがき」の日付は1995年8月。同年3月に地下鉄サリン事件があり、その直後ともいえます。 あまりに破天荒なためおもしろく読まされるなか、著者によるインド哲学やアーユルヴェーダ、伝承文化の解説の文字起こし(日本語化)は絶品で、自己陶酔型のロマンチックな物語の途中途中で、驚くほど明快な解説文章が挿入されます。 同時に、著者の意識はずっと「アガスティアの葉」「償いのプログラム」に翻弄されています。このシリーズは婚活の話なのに占いやサイババばかりが注目されていたようです。2024/12/24
KOTA
3
本の中の一つのフレーズ。 「花は咲き、芳香を放って散ってゆく。 そうしてまた種となり、別の地で、さらに美しく咲いていくのだ。 そのとき花は、以前のことなどは覚えてはいない。 周りもまた、それに気づかない。 ただ咲いて、香り、他の生命を楽しませる。 この自然の摂理を、お前たちだけが嘆き悲しむ」 −中略− 「お前はなぜ悲しむのだ。 考えてもごらん。 彼女のようなものが、不幸になるものなのかどうなのか。 人が本当に不幸になるということが、果たしてあるのかどうなのか」 「・2012/07/12
OZ
1
「理性のゆらぎ」の3弾。実はまだ「理性の〜」は読んでいないが、なくても読めるし、文章も読みやすい。この本が出た当時、とても流行していたのに、オウム事件があったために収束しすぎてしまったのが残念。 読後、つい青山氏の現在をぐぐってしまった……。2013/10/01
おおや
0
神の意志=自由意志