平凡社新書
私と宗教

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582856088
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0214

内容説明

「死」、そして「生」と真正面から向き合ってきた表現者たちの言葉には、経済発展第一という戦後日本の価値観からの転換を迫られた災害後を生きる私たちが、「こころの問題」を考えるためのヒントが詰まっている。日本を代表する一〇人の表現者が「宗教」とのかかわりを率直に語る。

目次

善男善女でない私がたどり着いた死生観が「空・縁起」なのです(高村薫)
わしの中の宗教心と近代主義をどう折衷するかが問題だ(小林よしのり)
超越者ではなく伴走者としての神(小川洋子)
ぼくが宗教嫌いになった理由(立花隆)
照れるけど「幸福写真」はいい!!(荒木経惟)
女優という職業、そして信仰(高橋惠子)
おおいなるもの、目に見えないものをいかに映像化するかが最大の挑戦です(龍村仁)
ポンペイ、広島、アウシュヴィッツの悲劇を静かに伝える(細江英公)
患者さんと健常者を隔てているカーテンを取り除く(想田和弘)
人物ルポ 水木しげる―宗教とアニミズムを分けるものは何か

著者等紹介

渡邊直樹[ワタナベナオキ]
1951年東京都生まれ。大正大学表現学部教授、編集者、(財)国際宗教研究所評議員。東京大学文学部宗教学科卒業後、平凡社で月刊『太陽』を編集。その後、『SPA!』(扶桑社)、『週刊アスキー』(アスキー)などを創刊、編集長を務める。webコンテンツの制作を手掛けた後、『婦人公論』(中央公論新社)、『をちこち』(国際交流基金)編集長なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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