内容説明
ポゥさんは、緑の谷にすむ、もぐらの子ども。おじいさんと一緒に、木のおいしゃさまをしています。お父さんは、どうぶつたちのおいしゃさま。グリーンヴァレーに、とても強い秋風がふきました。風がおさまって、そとへ出てみると谷でいちばん年よりの木が、たおれかかっていました―。4歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
「谷のドクター・ポゥさん」というシリーズ物らしい。作者紹介によれば、福本さんはアニメのアートディレクターから絵本作家に転向したかたらしい。話の運びはリズムがあり、緩急も利いている。秋風は心地のいいものとは限らないらしい。とんでもない大風の被害を、また風で元に戻すというアイデアが奇抜。ただ、倒れた木が本当に元の通りに生きられるのかというリアルな問題は、別のことらしいのが気にかかるところ。2013/11/26
kokotwin
0
秋風がもたらした大事件を解決するためにみんなで力を合わせて、秋風の力をかりて解決することに。そんなにうまく吹くかしらと思ったら。ふしぎなカイトのおかげで、もとどおり。そして、秋風はみんなにステキなお土産を残していきました。古い大木をみんなでまもっていくなんとも微笑ましい本でした。2013/11/05