内容説明
死とは生命の終焉であり、誰もが最後には必ず経験するものである。この過程で起こる身体上の変化と、死に関わる社会制度について、長年法医学の現場で死因究明に携わってきた著者が解説する。
目次
第1章 生と死の境界線(生物学的な死;臓器の機能停止と細胞死 ほか)
第2章 脳死(歴史;法律の整備 ほか)
第3章 死亡診断(死亡診断書;3段階で行われる死亡診断 ほか)
第4章 看取りの場での工夫(看取りの場の変遷;24時間規定 ほか)
第5章 死因究明の実践(突然死;入浴中の急死 ほか)
著者等紹介
大澤資樹[オオサワモトキ]
東海大学名誉教授。愛媛大学医学部卒業、大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)。和歌山県立医科大学、東海大学を経て、1999年に山形大学医学部教授、2004年より東海大学医学部教授、2024年3月に定年退職。解剖業務に携わる傍ら、数多くの論文を発表し、日本法医学会、日本DNA多型学会、日本交通科学学会、日本小児突然死予防学会、日本賠償科学学会など多くの学会で役職を務める。平成28年度政府規制改革「ICTを利用した遠隔死亡診断」において実施委員会の委員長を務めるなど、多死社会における死因究明の推進に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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