内容説明
昭和31年(1956年)…関西エリア民放テレビがただ一局誕生した!そして、たった2年半で、その名が消えた。空白の歴史に生きたOTV大阪テレビ放送とは?すべてナマ放送、モノクロで、セットはグレイ一色!どんなヤツが、どんな番組を?未知に向って青春を燃やした“テレビ野郎”たち。50年を経て、いま語られる汗と笑いの物語。
目次
その1 「街頭テレビ」って何?
その2 サービス放送が始まるゥ…
その3 その頃NHK‐BKのスタジオでは
その4 開局!社長の第一声は…無声?
その5 いきなり作る番組の数
その6 知ってる人には懐かしい 知らない人はチョットびっくり!
その7 何をやっても日本で初めて
その8 VTRがやってきた
その9 民放局が4つになった!さあどうする?
その10 OTVとは何だったのか テレビ美術のその後は?
20年後の考察 「テレビデザイン考」
著者等紹介
阪本雅信[サカモトマサノブ]
通称・ガシン。1932年大阪市に生まれる。1955年大阪市立大学文学部フランス文学科卒業。1956年大阪テレビ放送(株)入社セットデザイン業務につく。1959年朝日放送(株)と合併。1982年~1987年美術部々長。ABCホール、ザ・シンフォニーホール勤務を経て1995年朝日放送(株)を退職。1988年~2003年大阪芸術大学舞台芸術学科非常勤講師。この間他に、関西芸術短大(映像情報デザイン)、府立東住吉高校(芸能文化)、兵庫県立ピッコロ舞台技術学校、大阪デザイナー学院、等の講師を務める。現在、日本舞台美術家協会理事(前副理事長・西日本支部長)、日中演劇交流NPO話劇人社理事、大阪文化団体連合会運営団体委員、関西舞台文化懇話会、日本演劇学会会員。1998年伊藤熹朔賞奨励賞受賞。2000年大阪府知事表彰(文化芸術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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