出版社内容情報
【宗教/仏教】現代人は「人生は努力して切り拓くもの」と信じ、それができずに苦しむ。だが「ご縁」などの見えない力、いかんともしがたい力の作用に気づくと、心の荷物はおろせる。回り道のように思えた経験が生きてくる。そんな人生がラクになる親鸞の教えをやさしく説く。
内容説明
人生に失敗や挫折はつきもの。でも、著者は、むしろ失敗することによって人生の扉が開いてきた、と語ります。失敗することで、見えてくる景色がある。分かる気持ちがある。それが次に生きてくる。失敗さえも、天から与えられたご縁―。そんなふうに、見方を少し変えてみるだけで心の荷物は降ろせるのです。
目次
第1章 なぜ親鸞は「他力本願」に希望を見出したのか(逆転の発想を示した親鸞;「自力」が大好きだった私 ほか)
第2章 「できない」苦しさを、親鸞ならどう捉えるか(「できない」から「できる」という不思議;自分でも止められない! ほか)
第3章 よくないことが起こったら、親鸞ならどう考えるか(願いが叶わなくとも、「悪くない」?;「なりたい自分」になれなかったら ほか)
第4章 親鸞、現代人の拝み方にモノ申す(お願いごとはキリがない;仏様が私たちの欲を刺激している? ほか)
第5章 親鸞流 気持ちの整え方(見えないチカラを感じ取れるか;「すべては必要なご縁」と思えるか ほか)
著者等紹介
水月昭道[ミズキショウドウ]
1967年福岡県生まれ。バイク便ライダー等、人生の道草を経て九州大学大学院博士課程修了。人間環境学博士。月給3万円の非常勤講師等で日々を凌ぐ日本の博士の窮乏を自身の経験と共に綴った『高学歴ワーキングプア』で話題を集める。2006年得度(浄土真宗本願寺派)。学校法人筑紫女学園勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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