内容説明
科学的経済学がマルクスによってどのような経済学の発展の歴史のなかから生みだされてきたのか、そしてマルクス以後、学会の主流を占めている近代経済学がどんな役割を果たしているのかについて説く一冊。
目次
古代ギリシアの経済学
重商主義
近代経済学の創始者―ウイリアム・ペティ、ボワギュベール
重商主義から古典派経済学への過渡期の人々―ディヴィド・ヒューム、ジェイコブ・ヴァンダリント等
重農主義―フランソワ・ケネー
古典派経済学の成立―アダム・スミス
古典派経済学の完成と終焉―ディヴィド・リカードウ、シモンド・ド・シスモンディ
古典派経済学の解体と俗流化―マルサス、セー、ジェイムス・ミル
フリードリヒ・リストとドイツ歴史学派
科学的経済学の成立―マルクス、エンゲルス〔ほか〕
著者等紹介
福田泰久[フクダヤスヒサ]
1932年10月1日大阪市旭区に生まれる。学歴―大阪府豊能郡南豊島第二小学校(現豊島市立原田小学校)辰馬学院甲陽中学(旧制、学制改革で辰馬育英会甲陽学院高等学校に)兵庫県立兵庫高等学校に転校、大阪市立大学経済学部(1955年3月卒業)。職歴―大阪貿易学院高等学校、兵庫県立神戸商業高等学校、岸和田市立産業高等学校(定年退職)。千代田短期大学非常勤講師、河内長野看護専門学校非常勤講師、関西勤労者教育協会講師(1970年代前半より)。現在、関西勤労者教育協会講師。不況打開、地域経済振興堺実行委員会代表、不況打開、地域経済振興泉州実行委員会代表など地域の経済調査・研究運動に従事
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