内容説明
自分の欲望に正直に生きながら、自由を謳歌するHanakoさん。彼女たちによってもたらされた“女性の時代”は、バブル経済の崩壊と共に終わりを告げた。Hanakoたちが残したものは?また、女たちは新しい時代をどう動かしていくのか?気鋭の女性史研究家が、宮沢りえ、大林雅子、秋篠宮紀子妃、レディースコミックなど、世間を賑わした事例を追いながら分析する最新女性論。
目次
Hanako族は〈女性〉の時代に咲いたアダ花だったのか
自立というキーワードと〈女性〉の現実、これだけの矛盾
紀子妃は良妻賢母的〈女性〉像形成の担い手だった
希代の〈悪女〉大林雅子が急接近させた愛人と正妻の意味
宮沢りえヌードは解放された〈女性〉の象徴なのか
幼形成塾したマザコン男が破壊したお年頃〈女性〉の結婚願望
エイズにふみにじられる開放された〈女性〉たちの性
レディース・コミックに見る当世〈女性〉たちの夢と現実
オバタリアンが隠蔽したほんとうの〈主婦〉のあるべき姿
「新しい家族」への道を歩きはじめた少女たち
マザコン社会は終焉し「新・女性の時代」の幕が上がった