ケルト学の現在

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  • サイズ B5判/ページ数 544p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883035861
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

内容説明

“幻想”の宝庫というイメージを纏って喧伝される「ケルト」。―それはなぜか。紀元前五世紀から長大な時間をかけてケルト概念の上に堆積した歴史の塵を払い、“学”としてのケルトの魅力を描出する一〇篇の論攷。

目次

総論 ケルト学の理解のために(梁川英俊)
第1章 古代ケルト人の紛争解決と集会―古代ケルト人の評議会に関する一試論(疋田隆康)
第2章 アイスランドにおける『ブリタニア列王史』受容の諸相―歴史とロマンスの狭間で(林邦彦)
第3章 妖精と「ケルト」、そのつながりから見えてくるもの―ブリテン諸島におけるイメージ交錯の過程(辺見葉子)
第4章 グウェンフランのいたブルターニュ―「伝説」のバルドが創った「歴史」(梁川英俊)
第5章 ヴィクトリア朝のケルト人はなぜ「黒かった」のか―一九世紀のブリテン諸島におけるケルト人種論の展開(森野聡子)
第6章 エルネスト・ルナンの「ケルト諸人種の詩歌」について―ケルト人は「物のあはれ」を知るか(梁川英俊)
第7章 マシュー・アーノルドにおける「ケルト的なるもの」の形成とその残影―『ケルト文学の研究について』(一八六七年)再評価の試み(不破有理)
第8章 近代日本における「ケルト」イメージの生成と「日本文学」―ラフカディオ・ハーンの受容を起点として(鈴木暁世)
第9章 新旧ウェールズ語訳聖書に見る継続性と現代性―『ヨハネによる福音書』の動詞および動詞句構造の比較対照を中心に(小池剛史)

著者等紹介

梁川英俊[ヤナガワヒデトシ]
1959年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、鹿児島大学法文学部教授

森野聡子[モリノサトコ]
ユニヴァーシティ・コレッジ・オブ・ウェールズ、アバリストウィス(現アバリストウィス大学)大学院博士課程ウェールズ語科修了。ウェールズ大学・学術博士(ケルト学)。国立大学法人静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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