感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuko Ohta
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『日本人のすがたと暮らし 明治・大正・昭和前期の身装』『新聞小説の挿絵で見る近代日本の身装文化』の姉妹編に当たる、いわば完結編。これら3冊は〈近代日本の身装電子年表〉〈身装画像データベース「近代日本の身装文化」〉として国立民族学博物館のウェブサイトから公開中。「身体と装い」に関する事象をまとめた年表なので、読破するという本ではないけれど、拾い読みするだけでも面白い。『鬼滅の刃』の舞台である大正時代の装いを知るつもりで覗いてみるのもいいかも。とはいうものの17,600円、とても手が出ない。まずは図書館で。2021/10/14