内容説明
子供たちの、生き方につながる、授業づくり。子供たちと美術作品が出会い、ひとりひとりに物語が生まれる。作品が自分を変えることを知り、自分の物語が友達を変えることを知る。そしていつの日か、その小さな出来事が、「世界」へのかかわりに作用する。―そんな能動的で広がりのある図工や美術の時間を実現するために、「鑑賞学習ルーブリック」という“地図”をつくりました。美術鑑賞教育の本質を探究し、指導を深めていくための、新しいアプローチ。
目次
1 「鑑賞学習ルーブリック」を知る(「鑑賞学習ルーブリック」で変わる図工・美術;「鑑賞学習ルーブリック」とは;学習指導要領とのかかわり)
2 「鑑賞学習ルーブリック」を使う(「鑑賞学習ルーブリック」を活用した授業づくり;「鑑賞学習ルーブリック」を活用した学習指導モデル;鑑賞学習指導における発問)
3 「鑑賞学習ルーブリック」で変わる(「鑑賞学習ルーブリック」の活用事例―授業実践「何が描かれているのかな?」より;鑑賞学習の学びの広がりと深まり―国語科・芸術科書道の実践から)