戦時下のピジン中国語―「協和語」「兵隊支那語」など

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戦時下のピジン中国語―「協和語」「兵隊支那語」など

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  • サイズ A5判/ページ数 579p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883033614
  • NDC分類 828
  • Cコード C1080

内容説明

これまで言語研究で取り上げられることのなかった従軍記、回顧録、部隊史などから片々たる記述を拾い、当時の言語接触のあり様や日中語のピジン(「協和語」「兵隊支那語」など)を再構築することを試みる。

目次

ピジン研究における英語とアカデミズムの桎梏
日中語ピジン―「協和語」「兵隊支那語」の源
「満洲国」のピジン中国語
「満州」ピジン中国語と「協和語」
「満語カナ」という名称
絵葉書資料
「在満日本語」
中国語への影響
多言語社会「満州」のさまざまな言語接触
「兵隊支那語」〔ほか〕

著者等紹介

桜井隆[サクライタカシ]
1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻博士課程単位取得満期退学。元・明海大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

samandabadra

0
ほぼ一か月かけて、ゆっくりと読了。途中、著者の講演も聞いたが、よくまあこれだけ調べたものだと思う。そこに多くの時間が割かれたからだと思うが、理論面はあまり充実はしてはいない。今後、この本を礎に、少々の批判を受けつつも新たな研究が多く生まれるだろうとは思う。労作である2015/12/27

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