フランス近代美術史の現在―ニュー・アート・ヒストリー以後の視座から

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フランス近代美術史の現在―ニュー・アート・ヒストリー以後の視座から

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883032044
  • NDC分類 702.35
  • Cコード C0071

内容説明

印象派をはじめとして、一般にも関心の高いフランス近代美術。一方、研究の場では芸術家の個別研究を越え、その歴史的、今日的意義を旧来の研究手法自体を批判しつつ再考する段階に来ている。気鋭のフランス近代美術研究者である執筆陣8人が示す、知的刺激に満ちた最先端研究。

目次

クールベ『石割り』の軌跡―政治と芸術
マネの切断―西洋絵画の脱構築
ドガとフェミニズム―その女性観と女性像の形成をめぐって
セザンヌの素描と身体―精神分析美術史を越えて
モネ『積みわら』連作の再考―モチーフ・「瞬間性」・個展
ロダン神話の解体と展望
ゴーギャンのプリミティヴィズム再考
マティス研究の現在から―二、三の批判的考察

著者等紹介

永井隆則[ナガイタカノリ]
1956年生。文学士(京都大学文学部美学美術史学科)、文学修士、文学博士(京都大学大学院文学研究科)、Dipl^ome d’´etudes approfondies(プロヴァンス大学博士課程「歴史と文明;美術史」、エクス・アン・プロヴァンス、フランス共和国)。京都国立近代美術館主任研究官を経て、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学部門准教授。専攻はフランス近代美術史。美学会、美術史学会、日仏美術学会、意匠学会、ジャポニスム学会、International Association for Aesthetics,La Soci´et´e Paul C´ezann´e、Association International des Critiques d’Art会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

5
8人の著者の論文を集めたようなもの。論文というか、論考というか。わりと一般の読者への配慮が行き届いている。クールベからマティスに至るまで、19世紀後半~20世紀初めのフランス近代美術を見直す。美術史のなかでは、どのように批評するのか、ってことを学べる。なかなか勉強になる。モネの積み藁ってのは、実は4,5メートルもある頑丈な構造物であるとか、そういった当時の社会の様子に正しく作家を置きなおす試みか。神話化著しいロダンの価値生成、増殖システムに疑問を投げかけたりとなかなかに挑発的な本。おもしろい。2012/11/01

あかふく

1
いわゆる歴史的な研究でも、たんなる作品解釈でもなくある作品がどのような状況の中で考えられ、描かれ、展示されたのかという点に着目しながら考えていくよう導く本。あまり紹介されていないニュー・アート・ヒストリーに関して簡便にまとめ、どのような紹介があったかということも紹介されている。対象になっているのはクールベ、マネ、ドガ、セザンヌ、モネ、ロダン、ゴーギャン、マティス。2013/07/15

Yosuke Saito

1
19世紀半ば以降のフランス美術を扱った論文集。当代随一の執筆陣によって、美術史研究の方法論を意識して書かれている点でも興味深い。序でニューアートヒストリーと呼ばれる一群の研究手法について概括されている。2011/12/01

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