出版社内容情報
モノづくりビジネスにおけるデジタル変革の現在までの概要と、新たなビジネス展開への大きな変革となる制度のDPPについて解説し、日本の製造業が進むべき道筋を探る。
内容説明
好機と捉えなければ、日本には「製造業からの撤退」の道しか残されていない―。
目次
序章 デジタル化は経営戦略である
第1章 デジタルデータという無形資産の信頼保証
第2章 DPPとはなにか
第3章 明らかになった、日本のデジタル社会システム不足
第4章 欧州が目指す姿と、その実現に不可欠な充実したデジタル環境
第5章 デジタル環境の進化が変革をもたらした
第6章 DPPで拡がるビジネス、変革するサプライチェーン
第7章 最新技術を社会システム実装する
終章 DPPをモノづくり変革の契機と捉えろ
著者等紹介
内田孝尚[ウチダタカナオ]
1953年生まれ。神奈川県横浜市出身。横浜国立大学工学部機械工学科卒業。博士(工学)。1979年株式会社本田技術研究所入社。2018年同社退社。MSTC主催のものづくり技術戦略Map検討委員会委員(2010年)、ものづくり日本の国際競争力強化戦略検討委員会委員(2011年)、国土交通省主催の船舶産業の変革実現のための検討会委員(2023年)、機械学会“ひらめきを具現化するSystems Design”研究会設立(2014年)および幹事を歴任。現在、東京電機大学非常勤講師、国立研究開発法人理化学研究所研究嘱託、日本機械学会フェローを務める。雑誌・書籍などマスメディアや、日本機械学会等のセミナーを通じて設計・開発・モノづくりに関する評論活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。