出版社内容情報
半世紀をかけ歩き撮り続けてきた80種を超える琉球列島の蝶の生態写真を 新知見を含む詳細な解説とともに掲載する著者渾身の一冊。奄美大島以南の「琉球列島」の蝶をとりあげた、これまで誰もなし得なかった、蝶生態図鑑の最高傑作。
琉球列島の固有種と土着種、それに迷蝶を加え、さらには絶滅寸前の対馬産の2種、計87種の蝶を掲載。未だ謎の多い亜熱帯林を、根気強く繰り返し調査して綴った、詳細な蝶生活史図鑑の解説文と、野生の蝶の真の姿に迫るみずみずしい生態写真を示した本書は、半世紀をかけ歩き撮り続けてきた、後世に語り継がれるべき著者渾身の一冊である。
大屋厚夫[オオヤアツオ]
著・文・その他
内容説明
半世紀をかけて、歩き、観察し、撮り続けた、全87種・650枚余の美しい蝶の生態。新知見と詳細な解説でまとめ上げた、著者渾身の一冊!
目次
アゲハチョウ科(キシタアゲハ族;アゲハチョウ族 ほか)
シロチョウ科(ヤマキチョウ族;モンキチョウ族 ほか)
シジミチョウ科(カラスシジミ族;ミドリシジミ族 ほか)
タテハチョウ科(マダラチョウ族;ドクチョウ族 ほか)
セセリチョウ科(アオバセセリ亜科;チャマダラセセリ亜科 ほか)
著者等紹介
大屋厚夫[オオヤアツオ]
1942年11月島根県浜田市三隅町岡見に生まれる。県立浜田高校を経て、東京医科大学卒業。岡山大学医学部心臓血管外科教室に入局。医学博士。2005年から2011年まで日本蝶類学会(現日本蝶類科学学会)会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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