内容説明
なぜ日光に徳川家康が祀られているのか、あなたは知っていますか?選ばれし聖地―日光、その歴史を知ることは故郷を誇りに思うこと。日光の歴史を分かりやすく紹介し、下野新聞連載時から話題沸騰の大型企画、待望の書籍化。
目次
第1部 神になった将軍(家康の遺言―下野の日光に小堂を;神格化(上)―慌ただしく神への儀式 ほか)
第2部 徳川3代と天海(素性語らぬ天海―謎めいた「中興の祖」;遊学―会津に生まれ宇都宮へも ほか)
第3部 世界遺産の宝もの(発信する陽明門―泰平の世 理想を込め;陽明門と桂離宮―共通する細やかな技 ほか)
第4部 開山1250年(勝道碑文―登頂の苦難に空海共鳴;勝道のルーツ―鑑真との不思議な「縁」 ほか)
第5部 新時代の風(戊辰戦争の山内―旧幕府軍退き戦火回避;神体動座―生き残りを懸け逃避行 ほか)