シュロス法による側弯症治療―エクササイズと呼吸テクニックで脊柱の弯曲と捻れを矯正する

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  • サイズ キガイ判/ページ数 225p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784882829416
  • NDC分類 494.77
  • Cコード C3047

内容説明

三次元的側弯症治療の最新版。本書は、シュロス法の三次元的側弯症治療の基本図書であり、側弯症治療に携わる全ての療法士の必携であり、シュロス法の運動を行う患者の手引となるものです。豊富な写真と図表により、シュロス法を実践し応用できるよう解説。最新のエビデンスに基づく、側弯症の診断所見や根拠などの基礎知識から、運動の方針と提案まで幅広い内容を網羅。成功例の治療経過やシュロス法の歴史的な成り立ちを紹介。

目次

A シュロス法の誕生と変遷(呼吸整形外科システムとしてのシュロス法の成り立ち)
B 側弯症(側弯症の基礎知識;シュロス法による側弯症の評価;側弯症による病態生理学的な変化)
C シュロス法の治療(シュロス法の三次元的側弯症治療;エクササイズの確認:検査画像の批判的考察;開始肢位と臥位;機能別エクササイズの戦略および提案;症例)
D 記録と評価(治療経過/結果の記録)
E さらなる側弯症治療(バード・ゾーベルンハイムのカタリーナ・シュロス病院の治療;日常生活の整形外科的調整)

著者等紹介

レーネルト・シュロス,クリスタ[レーネルトシュロス,クリスタ] [Lehnert‐Schroth,Christa]
1924年マイセンで生まれる。約50年にわたり理学療法士として側弯症治療にあたる。母親が開発した呼吸整形外科システム・シュロス法により、多くの治療成果を上げている。1961年から1995年まで、医師らの協力の下、バート・ゾーベルンハイムのカタリーナ・シュロス病院の院長を務める。理学療法士や医師向けの多数の講演、論文、講習、映像メディア、また患者の自宅訓練のためのレコードなどで、シュロス法の三次元的側弯症治療を実演している

グレブル,ペートラ[グレブル,ペートラ] [Gr¨obl,Petra]
修士・医学博士。1968年オーストリアのグラーツで生まれる。1986年から1991年までカール・フランツェンス大学(グラーツ)でスポーツ科学を学んだ後、理学療法士の専門教育を修了。2002年から、主に脊柱の生体力学および側弯症の機能的背景を研究。あらゆる年齢の側弯症患者の理学療法の基礎としてシュロス法を考察し、ヨアネウム応用科学大学(グラーツ)で、エビデンスに基づく背景的知識と併せてシュロス法の概念を教えている。シュロス法により、多くの側弯症患者の治療を行っている

中村尚人[ナカムラナオト]
理学療法士、シュロスセラピスト。株式会社P3代表取締役。エボリューションウォーキング、ファンクショナルローラーピラティス考案者。1999年理学療法士取得後、慈恵医科大学附属第三病院・柏病院、永生クリニック・老人保健施設マイウェイ四ツ谷にて臨床を経験。2011年に八王子にて、スタジオ「TAKTEIGHT」を立ち上げる。予防医学の実現のため、2013年株式会社P3を設立。日々臨床を行う傍ら、ヨガやピラティスの指導も行う

吉水淳子[ヨシミズジュンコ]
奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、大阪府立大学大学院綜合科研究学科文化学専攻を修了。医薬翻訳者として、独語および英語の翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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