内容説明
マインドフルネスとは、過去や未来ではなく、現在この瞬間瞬間に心をとどめることに努めなさいという仏教の教えです。現代社会で日々を生きるための、かけがえのない知恵を与えてくれます。「今、ここにいること」に対して誠実で深い関心を注ぎこめば、人は誰も、自由で満ち足りた、聡明な人生を送ることができるのです。マインドフルネスを実践することで、解き放たれた生活や、自然な喜びをもって毎日を生きることのすばらしさに気づくことができます。宗派や人生経験の多少を問わず、どんな人にもあてはまる身近な例と、手軽にできるエクササイズを満載した本書は、仏教の深遠なマインドフルネスの教えを、誰にとっても身近で意味深いものにしてくれます。
目次
第1章 行動のマインドフルネス(マインドフルな呼吸法;手と足を使う;創造と解消;放棄する訓練;対象物についての考察)
第2章 エネルギーのマインドフルネス(調和のエネルギーのマインドフルネス;性的エネルギーについて考える;健康に対するマインドフルネス;人間関係とマインドフルネス;変化を起こす;一体感を経験する)
第3章 内なる生活のマインドフルネス(賢明な意図を養う;孤独感に対処する;友愛の力を高める;忍耐力を高める;瞑想をおこなう;知恵と憐れみの心をもって生きる)
著者等紹介
ハーパー保子[ハーパーヤスコ]
1955年生まれ。関西大学法学部法律学科卒業
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