目次
序章 この本はどうして書かれたのか
第1章 アダムの隠れた人生
第2章 アダムの荒野
第3章 アダムの公生涯
第4章 アダムの方法
第5章 アダムの受難
第6章 アダムの死
第7章 アダムの通夜と埋葬
第8章 アダムの復活
第9章 アダムの霊
結び
著者等紹介
ナウエン,ヘンリ・J.M.[ナウエン,ヘンリJ.M.]
1932年オランダ生まれ。カトリック司祭。ノートルダム大学、イェール大学神学部、ハーバード大学神学部で20年近く教鞭を執った後、カナダのトロント郊外にあるラルシュ共同体(デイブレイク)の牧者として、知的ハンディを負った人々と生活を共にする。1996年9月逝去
宮本憲[ミヤモトケン]
山口県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。同大学院、米国ピッツバーグ神学校(M.Div.)プリンストン神学校(Ph.D.)修了。哲学博士。エジンバラ大学神学部客員研究員(2007~08)。現在、神戸松蔭女子学院大学准教授。キリスト教史・宣教学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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joyjoy
1
与えているようで受けている。教育、子育て、介護、皆そうでは… 障がい者の中にイエスを見ること。分かりかねるところもあるけど、分かる気もする。。。2018/12/13
ころりん
1
神学者ナウエンが、重い知的ハンディを負う人の家「ラルシュ」に移り住んだ時、最初にパートナーとなったアダムの回想。 話しも出来ず、すべての世話を必要とするアダムに、ナウエンはぎこちなく触れながらも、彼自身が愛され、癒やされ、平安を得ていく。 神の恵みが、思想や行動ではなく、自分の肉体を通して現実となり、ナウエン(だけでなく大勢)が、名声や力などと無関係に、ただ自分が自分である故に愛されていると知っていく。 何を話せばいいか分からなかったのが、自分の悩みや過去さえ打ち明けるようになっていった、というのがいい。2016/03/05
ライム
0
この本は私の宝物です。2013/07/07