内容説明
本書は、神学的に精密な考察でもないし、まさに礼拝に関係した「雑記帳」である。どんなことがこの一年の留学中、礼拝学に関係する中で課題であったり、話題となっていたのか、また著者自身がどのような関心を持っていたのかをつづった。
目次
9月 リタジー―共同の沈黙・代祷
10月 聖餐式のかたち(一)―エントランス・ライトとキリエ・エレイソン
11月 死者の記念の月
12月 聖餐式のかたち(二)―み言葉と聖餐
1月 キリストのからだ(一)―キリスト教入信としての聖餐
2月 キリストのからだ(二)―幼児洗礼・幼児陪餐・堅信式
3月 キリストのからだ(三)―神の民の祭司職
4月 聖週―ダービー・カセドラルの場合
5月 「教会は歌の中に生まれた」
6月 終わりに
著者等紹介
加藤博道[カトウヒロミチ]
1950年松山市生まれ。立教大学社会学部卒業。聖公会神学院卒業。上智大学大学院神学部博士前期課程修了(典礼学)。’99年秋学期より2000年春学期、Church Divinity School of the Pacificにて礼拝学研究。現在、日本聖公会東京教区司祭。聖パウロ教会牧師。聖公会神学院兼任教員(礼拝学)。Societas Liturgica(国際礼拝学会)会員。立教大学教会音楽研究所所員など
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