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内容説明
本書のサブタイトル「絵と書のアンサンブル」の意味は、音楽のアンサンブルと同じと思っていただきたい。絵と書と詩の内容が互いに関連を持ち、音楽でいう協奏、協演する室内楽である。即ちアンサンブルである。絵も書も詩文の内容も調和し、互いに援け合い響きあってこそ、一つの作品として昇華され完成するのである。それ故にこそ、絵にマッチした詩文の内容、書体とその配置にいたるまでよく吟味し、全体のバランスを考えるなど、細心の気配りが必要である。それ故、「絵と書のアンサンブル」は、言いかえれば『新しい俳画』ともいえよう。
目次
春のときめき(写生旅行;チューリップ ほか)
夏のきらめき(長葱/玉葱;石榴 ほか)
秋のいろどり(秋の彦根城;椎茸 ほか)
冬のぬくもり(雪景色;干柿 ほか)
著者等紹介
石村心耳[イシムラシンジ]
本名=弘之(ひろゆき)。昭和4年愛媛県川之江市金田町半田乙54‐1に生まれる。県立中学校、愛媛師範学校、関西大学文学部英文学科二部卒業。地元中学校で音楽の教育に携わる。教育委員会学校教育課長、小学校、中学校長を務める。個展=東京銀座鳩居堂(定期的開催二年毎)をはじめ、全国各地で作品のテーマ「絵のある手紙」「絵と書のアンサンブル」を提唱する。愛媛県在住
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