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内容説明
おこわにチャーハン,なれずしにピラフ.米には数多くの種類があり,世界のさまざまな地域で,その土地や気候にあった調理法や食文化を発展させてきました.イネの研究者であり,米料理の名人でもある著者が,世界のいろいろな米や,米料理を紹介します.米は日本的なモノ,という考えがガラッと変わる,おいしい話.
目次
目 次
はじめに
1章 世界の穀物をみてみよう
2章 イネとはなにか
3章 熱帯モンスーンのイネと米
4章 温帯モンスーンのイネと米
5章 つぶして食べる米文化
6章 シルクロードを通って
7章 世界に広がったイネと米
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オレオン
4
ゴハン=和食のイメージが良い意味でひっくり返る本。ジュニア新書の中では割と読みやすかった。2012/08/23
たらこりっぷ
4
日本人の主食であるとよく言われるお米。そのもととなるイネが世界中で育てられていることはかなり知られてきたとはいえ、まだまだ「常識」というには早いように感じます。あまりに身近すぎて、知らないことばかりです。日本にいながらにして世界の米料理が食べられるようにはなっていますが、序の口というところでしょうか。食いしん坊の私としては世界各地で驚くような米料理を食べてみたいものです。2012/08/13
竜王五代の人
2
世界各地のコメの種類と料理の数々の紹介の色が強い。水田も「炊く」のも決して代表的でないことがわかる。世界は広い。/水田があれば、そこで魚をとるのも普通。あるいは豆と組み合わせてたんぱく質を摂る。2023/08/15
とりぞう
2
「世界中の人びとが摂取するデンプンの22パーセントを米が支えています」とか、「米を粉にして食べるのは、モンスーンアジアとアフリカにだけみられる文化です」なんて話など。面白かった。2017/08/07
ぽて子
2
子供向けとは思えないくらい面白かった、やっぱり世界は広くて楽しい!地球と人類の歴史を感じました。身近なお米も知らないことが意外とあるもんだな~2013/10/01
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