出版社内容情報
文楽をテーマに現代水墨画を意欲的に探求する今岡琴子の画業40年に亘る傑作百点を収録した待望の画集。
内容説明
文楽を主要テーマに現代水墨画を意欲的に探求している画家、今岡琴子の画業40年にわたる傑作百点を収録した待望の画集。文楽芸術を通して男女の切ないまでの情感、人生の機微や義理人情の葛藤を題材に、日本人の心の美しさを表出しようとしている。全4部構成に分かれ、人形を描きながら主役から裏方、小道具に至るまで人間の情念の内奥に切り込む独特の筆線と濃淡鮮やかな諧調で描く世界は、現代水墨画に新生面を切り拓いた記念碑的な画集といえよう。
目次
第1部 情念を描く(絵を描き続ける人生;文楽と私 ほか)
第2部 生々輪廻を描く(好きだから続けていく;歳月 ほか)
第3部 夢々を描く(山が好き―冬の富士、キナバル、ブータンまで;女 ほか)
第4部 遙か大地を描く(子どもの絵の交換会;大地 ほか)
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- 洋書
- 粉紅…