内容説明
みなちゃんのうちにはとちのきがあります。はるにはかわいいはながさいて、なつにはこかげをつくってくれて、あきにはとちのみがなって、ふゆにはなにができるかな。
著者等紹介
いまきみち[イマキミチ]
1944年、神戸生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。1973年、『あそぼうよのえほん』(全3冊/福音館書店)を出版。その後、1990年より版画(石版、銅版)制作を開始。1994年、世田谷けやき美術館で初の個展。以後、生活と絵の係わる空間で個展、グループ展を開催。神奈川県相模原市藤野町に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みーなんきー
22
田舎の一軒家に住むみなちゃんと、その家族は、家の前の一本のとちのきを毎日見ている。時には花が咲き、花びらが落ちて、実がなり、ある時家の周りにはたくさんの落実。目の前の川で洗い、干し、とちのきの落ちた枝で、灰を作りアクを抜く。そして、とちもちにして美味しく食べる。この過程が詳しくわかりやすく描いてあり、田舎暮らしが羨ましくなる。2019/05/06
いっちゃん
10
こんなに手間ががかかるわりに、子供にはそこまで美味しくないようなのに、来年もまた頑張るんやね。次食べるときは味わって食べよう。2016/01/31
いっちゃん
5
とちもちってこんなに作るの大変なんや。一緒に過ごしたとちの木のおもちなんて、貴重やね。2015/03/16
ぴっちゃん
2
何気なく手にしたけど、素晴らしい一冊でした。ときのきを通してみなちゃん一家と素敵な一年を過ごした気分。赤ちゃんの成長まで楽しめる理想的なスローライフ。一緒にとちもち食べてみたいな。2011/05/23
べるつく
1
とっちの木、ということで借りてみると主役がみなちゃん。栃の木の花や実などを描いた科学絵本的な内容だが、絵柄は漫画っぽい。眼鏡の描き方もすごく違和感が残る。2016/03/29