内容説明
ギーゴリギーゴリ、コーンコーン…―炭やき公平じいさんのはたらく炭山。そこで出会ったクマのミナクローは、山の仲間だった。じいさんと孫の公太、ヨシエは、月明かりの下で、素敵な出会いをとげる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるちゃ
2
時代背景はいつなんだろう…。公平じいさんからの言動からは、くまとの共存が感ぜられるけど、町の人たちからは害獣と思われているようだし。共存したい気持ちはあっても…という感じじゃないし。近年が舞台なのでしょうか。くまはただ自分の食い扶持を、こぐまの食い扶持を確保したいだけ。なぜくまの食料はなくなったのか。山が不作の年なんて昔もあっただろうに。そして公平じいさんは山を下り…また一人、自然と共存してきた人が減っていくんですね。孫たちには…山に住めとは言わないけど、くまを害獣と思ってしまうのは仕方がないにしても、な2014/06/16
ゆう
1
小4『ごんぎつね』に関連してのおすすめ図書として、参考に読書。椋鳩十さんっぽくもあり、小5『大造じいさんとがん』との関連ですすめても読まれそう。2012/10/05
-
- 電子書籍
- φの方石 -白幽堂魔石奇譚- メディア…
-
- 和書
- 部長刑事 青樹社文庫