CMCテクニカルライブラリー<br> 光成形シートの製造と応用

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CMCテクニカルライブラリー
光成形シートの製造と応用

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784882317678
  • NDC分類 578.4
  • Cコード C3043

出版社内容情報

   構成および内容

序 章                          赤松清

第1章 光形成シート概論             赤松清
 1.はじめに
 2.光形成シートの加工機械,およびシートンの作製方法
 3.光形成シート加工の特徴
 4.モノマー,オリゴマー,ポリマー

第2章 高分子フィルム・シートの製造方法     藤本健郎
 1.はじめに
 2.セロファンとその製造設備
 3.ニトロセルロースとキャスティング法
 4.硬質塩化ビニルとカレンダー法
 5.溶融押出法
  5.1 インフレーション法
  5.2 Tダイ法
  5.3 複合材料成形技術への展開
 6.延伸法
  6.1 テンター法
  6.2 ロール法
  6.3 チューブラーフィルム延伸法
  6.4 熱板延伸法
 7.コーティング・ラミネート技術

第3章 光形成シート製造方法の開発        藤本健郎
 1.従来方法から学ぶもの
  1.1 高粘度からのエスケープ
  1.2 エネルギー消費型過大設備に対する疑問
  1.3 コーティング技術の反映
 2.紫外線硬化キャスティング法
  2.1 発想のモデル
  2.2 感光性樹脂による製膜技術の現状
  2.3 テストマシンの作製
  2.4 光形成シート成形方法の可能性

第4章 光形成シートに使用される感光性樹脂     赤松清
 1.はじめに
 2.光形成シート製造に使用する樹脂の構造
  2.1 分子中にアクリロイル基を1個有する樹脂
  2.2 分子中にアクリロイル基を2個有する樹脂
  2.3 分子中にアクリロイル基を3個有する樹脂
  2.4 その他の光形成原料樹脂
 3.樹脂の配合
 4.樹脂の比重と屈折率
 5.開始剤

第5章 光形成シートの特性および応用        赤松清・藤本健郎
 1.はじめに
 2.配合する樹脂の種類および配合組成による特性とその応用
  2.1 水溶性,親水性,疎水性
  2.2 モノマーの光硬化収縮
  2.3 樹脂の配合と強靱,柔軟性
 3.光形成法によるシートの特性とその応用
  3.1 光形成
   3.1.1 水溶性,親水性,疎水性のシート
   3.1.2 強靱,柔軟,硬質の配合
  3.2 キャスティング成形
   3.2.1 光形成シートの強伸度特性
  3.3 低粘度成形
   3.3.1 微細なエンボス加工が可能
   3.3.2 着色性
   3.3.3 ラミネート
  3.4 常温成形(揮発性物質の添加)
 4.微生物の配合
 5.バイオポリエステルの添加加工
 6.いろいろのものの添加,包埋について

第6章 光形成シート関連特許           藤本健郎
 1.はじめに
 2.組成物関連
  2.1 塗料,インキ,コーティング剤
  2.2 接着剤
  2.3 マイクロカプセル
  2.4 脱泡方法
  2.5 封止剤,コーキング剤
  2.6 耐光性付与
  2.7 凝集性重合体
 3.エレクトロニクス関連
  3.1 半導体封止材料および封止方法
  3.2 導電性シートおよびその製造方法
  3.3 電磁波シールド材の製造方法
  3.4 液晶表示素子の製造方法
  3.5 プリント配線基板の製造(フォトレジスト)
  3.6 コンデンサー
 4.記録材料およびその製造方法
  4.1 磁気テープ用基材への応用
  4.2 光ディスク用基材およびその製造方法
  4.3 OHP用機材およびその記録方法
  4.4 クレジットカード,定期券への応用
 5.合成樹脂積層体および製造方法
  5.1 コーティングしたシート(フィルム)およびその製造方法
  5.2 化粧シートおよびその製造方法
  5.3 床材およびその製造方法
  5.4 厚肉積層体およびその製造方法
  5.5 パネルシート
 6.転写シートおよびその製造方法
  6.1 プラスチックミラーへの応用
  6.2 カラーハードコピーへの応用
  6.3 熱転写記録材料および記録装置
  6.4 転写シート
  6.5 型取り(指紋,足型など)材料
  6.6 エンボス加工用シート
  6.7 プリプレグシート
 7.光学的材料およびその製造方法
  7.1 ホログラムへの応用
  7.2 レンチキュラースクリーンへの応用
  7.3 光制御板
  7.4 フレネルレンズとその製造方法
  7.5 防眩性を有するシート材料
  7.6 光ファイバー関連
 8.粘着剤または粘着テープおよびその製造方法
  8.1 粘着剤
  8.2 粘着テープ
 9.FRPの成形方法
  9.1 シート状物
 10.バイオロジカル関連
  10.1 種子を固定したしーとおよびその製造方法
  10.2 多孔質膜
 11.硬化装置,硬化方法
  11.1 硬化装置
  11.2 硬化方法
  11.3 反応射出成形法
  11.4 予備硬化
  11.5 熱硬化との組み合わせ
  11.6 光硬化製膜法
 12.製造プロセスの改善
  12.1 プラスチック擬紙
  12.2 ゴムタイヤ
  12.3 重合方法
 13.熱可塑性合成樹脂の改質
  13.1 架橋による物性向上
  13.2 特殊性能付与
  13.3 放射線硬化組成物に熱可塑性樹脂を分散した組成物

第7章 光成形シートの実験試作法          赤松清
 1.はじめに
 2.実験用の機器
 3.実験用樹脂の配合
 4.シート作製する方法
 5.ポリマーの添加

第8章 添付サンプルの解説
 1.はじめに
 2.サンプル№1<硬質,透明シート>(標準配合)
 3.サンプル№2<硬質着色保香シート>(着色,香料入り標準配合)
 4.サンプル№3<四種の準硬質~硬質透明シート>(二種のウレタンアクリレートを使用)
 5.サンプル№4<硬質透明シート>(セルロースのアクリル誘導体を配合)
 6.サンプル№5<軟質着色保香シート>(着色,香料入りウレタンアクリレート系配合)
 7.サンプル№6<準硬質透明シート>(標準配合の吸湿性を改良)
 8.サンプル№7<軟質透明防曇シート>(Nメトキシメチル化12ナイロン/HEMA系配合)
 9.サンプル№8<エンボスシート>(標準配合)
 10.サンプル№9<ラミネートシート>(標準配合+紙)
 11.サンプル№10<二色流延シート>(着色・香料入り標準配合)

内容説明

本書の初版にはいろいろの光成形シートのサンプルを添付して光成形シートの理解を容易にするように配慮したが、現在では印刷用凸版や塗料などで感光性樹脂製品が一般化しているので、再版書にはサンプルの添付を行わず価格の引き下げに向け、初版に記述したサンプルの説明はそのまま掲載して光成形シートの状態、物性、などの理解に供した。特許はインターネットで索引出来るので、新たに調査して追加する作業を止めて価格上昇を抑え、初版に掲載したものは権利期間満了のものも多いが、参考までにそのまま掲載した。

目次

第1章 光成形シート概論
第2章 高分子フィルム・シートの製造方法
第3章 光成形シート製造方法の開発
第4章 光成形シートに使用される感光性樹脂
第5章 光成形シートの特性および応用
第6章 光成形シート関連特許
第7章 光成形シートの実験試作法
第8章 添付サンプルの解説

著者等紹介

赤松清[アカマツキヨシ]
財団法人生産開発科学研究所評議員。1950~1980年旭化成工業株式会社勤務。1973年感光性樹脂の開発により、日本化学会化学技術賞受賞。1980年財団法人生産開発科学研究所学術顧問

藤本健郎[フジモトタケオ]
積水成形工業株式会社元取締役開発部長。1952~1961年大日本セロハン株式会社勤務。1961~1978年積水化学工業株式会社勤務。1979~1989年積水成型工業株式会社勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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