ポリマーコンパウンドの技術展開

ポリマーコンパウンドの技術展開

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784882310365
  • NDC分類 578
  • Cコード C3043

出版社内容情報

  刊行のねらい
 プラスチックは添加剤の混合、アロイ/ブレンド、あるいは重合化後の様々な処理によって、ユーザーの性能、加工、価格に関するニーズに応えられるように変えられるのを常としている。 したがって、コンパウンドは、プラスチックをあらゆる産業-自動車、電気・電子、建設・建築、航空・宇宙、包装材料等-にわたる材料に適したものにするための必要不可欠のものである。
 本書は、こうしたコンパウンドに関して「ビジネス・チャンス」「技術トレンド」「技術動向、市場動向」「プラスチック・ゴム配合剤による高機能化」「コンパウンド用加工機械の最新動向」「海外動向」「将央展望」等についてまとめ、全体の動向が把握できる情報提供を目的とした。


  執筆者一覧(執筆順)

浅井 治海 
長谷川 正   アロン化成(株) 技術研究所
長谷川俊彦  鐘淵化学工業(株) 合成樹脂研究部
小林 俊昭   日本ゼオン(株) 研究開発センター
水谷 幸雄   徳山曹達(株) 研究開発本部
中條  澄    大日本プラスチック(株)
山本 陽造   三井石油化学工業(株) マーケットディベロプメントセンター
浜田 哲夫   旭化成工業(株) 樹脂技術センター
岩野 昌夫   デユポン ジャパンリミテッド 自動車関連事業部
伊澤 愼一   旭化成工業(株) 樹脂技術開発総部
吉岡  博    三菱ガス化学(株) 合成樹脂事業部
石井敬一郎   住友ベークライト(株) 基礎研究所
渋谷 千之   昭和高分子(株) 東京研究所
菊池  巧    三菱電機(株) 生産技術研究所
藤岡 弘文   三菱電機(株) 生産技術研究所
鐘ヶ江裕三   三菱電機(株) 生産技術研究所
中島 博行   三菱電機(株) 生産技術研究所
相馬  勲    大阪工業技術試験所
増渕 徹夫   旭化成工業(株) 合成ゴム技術部
遠藤 昭定   ロンシール工業(株) 技術研究所
瀬川浄一郎  (株)大日本樹脂研究所
谷内  暲    第一工業製薬(株)
石橋 準也   東芝機械(株) 押出成形機技術部
織田 典聖   (株)日本製鋼所 技術開発センター
宮澤 正憲   (株)池貝 産業機械事業部
井上 公雄   (株)神戸製鋼所  機械エンジニアリング事業部
笠松  正    (株)笠松化工研究所


   内容と構成

1)ポリマーコンパウンド事業の展開と  
 ビジネスチャンス                浅井治海
 1.1事業構造の変化とビジネスチャンス
 1.2技術開発とビジネスチャンス
 1.3環境問題とビジネスチャンス
 1.4海外展開とビジネスチャンス

2)ポリマーコンパウンドの市場と
 技術トレンド                   浅井治海
 2.1 ポリマーコンパウンドの市場
   アメリカ/西∃一口ッパ/日本
 2.2 ポリマーコンパウンドの技術トレンド
   特殊化・高機能化コンパウンド/環境問題対策/コンパウンド
   製造機械

3)汎用ポリマーのコンパウンドの技術動向、市場動向
 3.1汎用ポリマーのコンパウンド
  3.1.1 金属繊維充填コンパウンド        長谷川 正
       金属長繊維/導電性コンパウンド/導電性プラスチックの成形性
  3.1.2 耐衝撃性樹脂              長谷川俊彦
       耐衝撃強化機構/コアシェル型耐衝撃強化剤/耐衝撃強化剤
      を和いた衝撃強度評価の実例
  3.1.3 難燃性樹脂ABS・PVC         小林俊昭
       ポリマーの燃焼性と難燃化手法/ABS・PVCの接術動向/AB
       S/PVCの市場動向
  3.1.4 イオン交換膜              水谷幸雄
       製法/構造/電子顕微鏡による観察/基材の役割/相分離架橋重合
  3.1.5 多成分系ポリマーアロイ、
      「MK一レジン」            中條 澄
      製法と構造/性質/用途
 3.2エンジニアリングプラスチックのコンパウンド
  3.2.1 環状オレフインコポリマー/ポリアミドアロイ(自動車
     の外板・外装)              山本陽造
      COC(アペル)の特徴/COC・PAアロイの特徴
  3.2.2 ポリアミド/特殊エラストマー      浜田哲夫
       エラストマーによるポリアミドの改質/PA・エラストマーに関する最近の研究
      究/PA・エラストマー関連特許出願動向/Ny66・エラストマー系アロイ
  3.2.3 ガス・バリア性樹脂
     (シーラー*RB一ナイロン系)     岩野昌夫
      グレード/性能と採用動向/使用権
  3・2・4 PPEコンパウンド            伊澤愼一
      市場動向の概要/ポリマーアロイにおけるPPEの役割/PPEの
      流動性に関する知見/PPE系アロイ製造技術の進展/PPE系
      コンパウンドの実例/PPE系アロイの展望
  3.2.5 低複屈折光学材料一ユーピロンODX   吉岡 博
      褐桝析について/複屈折低減化の方法/PC・PSグラフト共重合
      体の製法/ユーピ
 3.3 熱効果樹脂のコンパウンド
  3.3.1 耐衝撃性フェノール樹脂         石井敬一郎
  3.3.2 FRP:ガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂成形材料
                         渋谷千之
  3.3.3 高耐熱性プリント配線板材料
         菊池 巧、藤岡弘文、鐘ヶ江祐三、中島博行
      プリント配線板の動向/高密度PWBに要求される材料持性/高
      密度PWB用材料
 3.4エラストマーのコンパウンド
  3.4.1 建築用制振材料             相馬 勲
       高分子単独型制振材/粒子分散型制振材/複合型制振材(制振鋼板)
  3.4.2 飽和型スチレン系エラストマー
      コンパウンド               増渕徹夫
 
4)プラスチック・ゴム配合剤による高機能化
 4.1 配合剤による高機能化             遠藤昭定
  プラスチック配合剤/プラスチック配合剤と機能性向上/機能
  性向上についての事例/抗菌性、帯電防止.難燃化
 4.2 充填刑による高機能化            瀬川浄一郎
  繊維材料/粒子およびフレーク状材料
 4.3 難燃剤による高機能化            谷内 暲
  難燃化プロセス/難燃剤の種類/難燃剤の機能および技術/
  難燃剤の選定
 
5)ポリマーコンパウンド用加工機械の最新動向
 5.1 ニ抽スクリュ押出機によるコンパウンドの製造 石橋準也
 5.2 ニ紬混練押出機の動向とフィラーコンパウンド
   ヘの展開                  織田典聖
 5.3 ニ紬押出機によるによるコンパウンドの製造  宮澤正憲
 5.4 ポリマー混合・混練設備           井上公雄
 5.5 多目的ポリマーアロイ研究用押出機の構造と
   その機能                    笠松 正

6)海外動向                     浅井治海
 6.1 汎用プラスチックのコンパウンド
 6.2 エンジニアリングプラスチックのコンパウンド
 6.3 その他のコンパウンド
 6.4 日本企業の海外進出

7)将来展望                    浅井治海

目次

1 ポリマーコンパウンド事業の展開とビジネスチャンス
2 ポリマーコンパウンドの市場と技術トレンド
3 汎用ポリマーのコンパウンドの技術動向、市場動向
4 プラスチック・ゴム配合剤による高機能化
5 ポリマーコンパウンド用加工機械の最新動向
6 海外動向
7 将来展望

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