内容説明
備前のキリシタン武将ジョアン明石掃部守重の末娘として岡山城下で生まれ、江戸初期の切支丹弾圧時代にポルトガル人宣教師が伝えた南蛮医学に情熱を燃やし、漢方の医師たちが見放した患者の外科治療に献身した女性がいたことはあまり知られていない。実証歴史作家が描くレジーナ明石亜矢の物語。
著者等紹介
森本繁[モリモトシゲル]
1926年、愛媛県に生まれる。九州大学法学部卒業。実証歴史作家。第二回歴史群像大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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