出版社内容情報
死生学の権威、A・デーケン神父が月間「聖母の騎士」に書き下ろした、分かりやすいキリスト教信仰入門。信者の信仰の復習や信仰を求めている人に好適。・・・・・まず第一に、キリスト教について学ぶことは、現代文化のルーツを探求するうえで欠かせません。キリスト教の考え方は、二千年に及ぶ西欧文化史のさまざまな面に大きな影響を及ぼしてきました。たとえば美術の面で、絵画、彫刻の名作の多くが、聖書に題材を求めています。音楽も古今のミサ曲に溢れる崇高な美しさは、聴く人の心に永遠の未来への希望をかきたてます。 261頁 (100)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
20
○解りやすくキリスト教に基づく生き方について教えてくれます。精神の安定について考えさせられました。もう少し考えながら聖書を読もうと思いました。2022/06/09
うえ
11
「これまでの神学者たちの多くは、キリスト教信仰を「真」または「善」のカテゴリーの中で提示しようと努力して来ました。しかし、この二つだけでは到底表現しきれないと考えたフォン・バルタザールは…キリスト教信仰を「美」の観点から示そうと試みます。彼がこの目的のために著した「栄光ー神学的美学ー」は全七巻、3500頁にも及んでいます。表題の「栄光」とは、歴史の中で人間に啓示される神の「偉大なる美」を意味します…すでに旧約聖書の中で「神の栄光」を表わす言葉(ヘブライ語でカーボード・ヤーウェ)は頻繁に使われています。」2021/01/03
なつき
4
『キリスト教と私』再読。カトリックの司祭がつづる、いわゆる入門講座の文庫版といったところ。もちろんのことカトリックの立場から書かれているが、そのことも含めて、穏やかで優しい筆致でありながら配慮がもんのすごく細やかなので、入門書のあくまでも一冊としてなら、おすすめできるかなと。2017/04/07
ひまわり
3
人としてどう生きたらいいか指針となる本。2015/01/21
なつき
2
アルフォンス・デーケン『キリスト教と私』読了。よい意味でもわるい意味でも、カトリックだなあ、という印象を受けた。こころでカトリックを感じるのに、いい本かもしれない。とくにいろいろな人物のエピソードから、カトリックを感じる。「愛がそうさせたのです」というフレーズ、いいなあと思った。2014/01/05
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