出版社内容情報
真の病名を告げられたグスマン神父は恐れ悲しむどころか、司祭であり、いけにえであるキリストと共に生きる希望を新たにした。・・・・・霊的生活は、山登りにたとえられる。この場合も山に登る人を理解するには、その人とともに中腹に立ち、登ってきた道、これから登っていく道を展望するのがいちばんいい。こうして、その人の希望と体験を知ることができる。その人のオプチミズムと疲労を理解することができる。この山登りのイメージにヒントをえたのが、本書の書き方である。リマにおける1953年から58年までが、パブロ・グスマン神父の山登りの中腹にあたる。1953年、リマでの彼の私的黙想が、本書の出発点である。 275頁 (061)
-
- 和書
- 日本のドジョウ