内容説明
本選歌集は、主として二〇〇一年一月から二〇〇五年十二月の『五行歌』等に発表された五行歌作品の中から、草壁焔太が撰して編んだものである。
目次
宇宙・自然
自己
春
夏
秋
冬
恋
男・女
夫婦
子育て〔ほか〕
著者等紹介
草壁焔太[クサカベエンタ]
1938年3月13日、旧満州大連に生まれる。本名三好清明。9歳のとき家族7人とともに大連より小豆島に引き揚げ、草壁小、内海中、小豆島高校を経て、1961年東京大学文学部西洋哲学科卒、読売新聞社入社、1964年退職して詩歌に専念、これより先、1955年、前川佐美雄の『日本歌人』入会、しばしば居候して佐美雄の薫陶を受ける。1957年五行歌を着想。3、40年後に運動することを決意。佐美雄にもこれを伝えた。1966年詩集『ほんとうに愛していたら』(六藝書房版)を出版。詩歌誌として『絶唱』『湖上』『詩壇』を主宰。『湖上』『詩壇』に五行歌欄を設けた。1982年、詩歌運動の拠点として出版社市井社を創立。1980年代終り頃から本格的な五行歌運動開始を決意、1994年「五行歌の会」を創設、月刊『五行歌』を刊行、12年間の活動で五行歌は50万人の愛好する詩型となっている。現在150に及ぶ支部歌会が各地での五行歌拠点となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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