出版社内容情報
1840年代、ゴールドラッシュ以前のアメリカ。 まだ駅馬車も鉄道もない時代、人々は新天地カリフォルニアを夢見て、6ヵ月の大陸横断に挑んだ。 まともな地図もないなかでの砂漠横断、シエラ・ネヴァダ越え……。 約3200キロに及ぶ苛酷な旅の記録を、歴史的背景、幾人もの女性たちが残した手記等をもとに繋ぎあわせ、一人の女性の架空の《日記》の形で生き生きと甦らせる。女性からみた西部開拓の物語!
●収録内容●
牛が引いた幌馬車
女性のファッション
サンタフェ街道
女性だけのグループ
メキシコ戦争
先住民アメリカインディアン
70歳の女性も陸路を行った
フロンティアの医者たち
ララミー砦
料理をする女性たち
コレラの流行
子供を産む女性たち
ドナー隊
サッター砦ほか
内容説明
1840年代、駅馬車も鉄道もない時代。人々は新天地を夢みて、6か月の大陸横断の旅に挑んだ。苛酷な旅の記録を、歴史的背景、幾人もの女性たちが残した手記等をもとに繋ぎあわせ、一人の女性の架空の“日記”の形で生き生きと甦らせる。
目次
幌馬車のある風景
第1部 歴史の背景(カリフォルニアという楽園;陸路を歩き出した人々;無鉄砲な人々の勝算)
第2部 リン・カーストンの日記(旅立ちの準備は出来た;花咲く草原にも罠はあった;プラットは命の川だ ほか)
やがて幌馬車も消える
著者等紹介
杉崎和子[スギサキカズコ]
オクシデンタル大学Ph.D.、カリフォルニア州立大学講師、桜美林大学、名城大学教授を歴任。現在、岐阜聖徳学園大学名誉教授、アナイス・ニン・トラスト理事長代行、ハンティントン図書館研究員
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