IRA(アイルランド共和国軍)―アイルランドのナショナリズム (第4版増補)

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IRA(アイルランド共和国軍)―アイルランドのナショナリズム (第4版増補)

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882024613
  • NDC分類 316.833
  • Cコード C0030

内容説明

“ひとつのアイルランド”を求めて!ケルト民族唯一の国ながら、“英国の裏庭”故に“分断”された悲劇の中で、非妥協的な反英・反権力闘争を展開してきたIRA(アイルランド共和国軍)の創設から98年秋の「和平合意」までの活動を詳述。北アイルランド紛争の全貌を描く。

目次

第1部 アイルランド人の本体を求めて(アイルランド問題の理解のために;アイルランドの二つの願い―アイルランドの主権と英国からの完全な独立 ほか)
第2部 IRAの歴史―国家権力の三本柱、警察・軍隊・刑務所との闘い(反多数決原理の歴史(1916~1945)
IRAの復活(1946~67) ほか)
第3部 資料篇
増補 1985~87年の状況(1984年の主な出来事;1985年―新たな局面 ほか)
新増補 北アイルランド紀行(90年6月)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KBTM

1
北アイルランド問題の教科書のような一冊です。様々な党派が絡まりとても複雑ですが、良くまとまめられていて、とても参考になりました。2020/03/01

火曜日

0
80年代頭の初版からから90年代終わりまで、状況が変わるごとに増補を繰り返した出版社と著者の執念に頭が下がる。反植民地闘争に端を発するIRAの中にも、マルクス主義的左派もあれば民族主義的右派もおり、また西欧先進国の社会主義と連帯する人もあれば第三国家に共鳴する人もおり、議会主義もあれば反議会主義もあり、対立軸が錯綜している。スペイン戦争に遠征したIRAがフランコ側と反 フランコ側に分かれて闘ったという話は興味深い。

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