内容説明
根をもつことから、生き方の方向性が生じる。ダーウィン進化論や近代科学の洗礼を受け、根を断ち切られた現代人に人間観・世界観の再検討を促す。
目次
序章 唯物論の克服―正しい人間解釈を求めて
第1章 「人間学」の基礎作りのために(人間存在をどう解釈するか―能動的解釈ということ;「人間学」はいかなる学であるべきか ほか)
第2章 倫理道徳の根拠とその意味(少年非行と方向喪失;武士道と民主主義 ほか)
第3章 人間的・「人間学」的事実としての“神”(何が“神”の受容を妨げているか;方向性としての“神” ほか)
著者等紹介
渡辺久義[ワタナベヒサヨシ]
1934年、岐阜県生まれ。京都大学文学部卒、同大学院文学研究科修士課程修了。京都大学総合人間学部教授を経て、現在、摂南大学国際言語文化学部教授、京都大学名誉教授
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