内容説明
２００９年１２月に急逝したロックバンド「フジファブリック」のフロントマン・志村正彦。彼が書き遺したすべての歌詞を収録した永久保存版詩集。
目次
フジファブリック
ＦＡＢ ＦＯＸ＋蒼い鳥
ＴＥＥＮＡＧＥＲ
ＣＨＲＯＮＩＣＬＥ
アラカルト
アラモード
カップリング集
アルバム・シングル未収録曲
提供曲
ＭＵＳＩＣ
著者等紹介
志村正彦［シムラマサヒコ］
１９８０年７月１０日生まれ、山梨県富士吉田市出身。２０００年、ボーカルとギターを担当し、フジファブリック結成。以降、メンバーチェンジを経ながらも、バンドの中枢としてほとんどすべての楽曲の作詞、作曲を手がける。インディーズアルバム『アラカルト』、『アラモード』の発売を経て、２００４年、シングル『桜の季節』でメジャーデビュー。同年、ファーストアルバム『フジファブリック』発売。繊細な風景描写や実体験をモチーフにした切実な心理描写、独創的で突き抜けた歌詞表現が高い評価を得る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
＊mayu＊
16
初めての夏フェスでTAIFUのイントロを聴いた途端、それまで名前だけしか知らなかったフジファブリックの虜に。その後、現ボーカルを務めている山内さんの前にフジファブリックを作り上げたといっても過言ではない音楽家、志村正彦氏の存在を知りました。彼がフジファブリックの活動中に書き下ろした歌詞を全て収録した今作は曲を聴きながら読むのも良いですが、文章だけ読むとまた違った情景が見えてきます。彼はこの世を去ってしまったけれど、彼の曲で救われる人はきっとこれからもまたどんどん増えていくのだろうなと感じる1冊でした。2015/10/31
夜弧
6
志村さんが亡くなってから、フジファブリックというバンドを知りました。とても惜しい人を亡くしました。歌詞の言葉はとても儚げなものばかりですが、その中に内なる想い、音楽に対する情熱が滲み出るように感じました。これだけの様々なジャンルの歌詞を書けるのはすごいと思いました。2011/09/29
nkysimric*
6
音に載せると明るく聞こえるのに文字だけを読むとなんだか悲しくなってしまった(´･_･`)曲でも何でも、何かを作って生み出すということは嫌でも自分と向き合う、本当に難しいことなんだなと思いました。私はきっとできないな。できないな。2011/07/03
由宇
6
歌詞集、ではなくて。紛れもなく、詩集、でした。2011/02/25
狛
5
彼の独特の言葉のチョイスが素敵。このタイプの書き方を出来る人は後にも先にもいないと思う。フジファブリックを知る人にも知らない人にもすすめたい。2011/03/19
