長野士郎 岡山県政回顧

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  • サイズ B6判/ページ数 420p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784881977422
  • NDC分類 318.275
  • Cコード C0023

内容説明

吉備高原都市、チボリ公園、岡山空港、苫田ダム、児島湖流域下水道…。二十四年にわたって県政を率いた長野氏は、何を考え、何をやろうとし、そして何をやったのか―。本人自らが反省や悩みをまじえて率直に語ったオーラルヒストリー。

目次

「全学連知事」と言われて―自民現職と大勝負
基本理念は「人間尊重・福祉優先」―長野県政スタート
降って湧いた多くの問題―積年の懸案解決も
中国・四国全域をにらんで―広域交通網の整備
逆転の発想で構想―吉備高原都市の建設
若手職員のアイデア生かす―情報化時代への備え
世界に開かれた岡山へ―国際化への対応
重い決断―議論の嵐の中で
地域の歴史・文化への想い―ナショナルトラスト県版も
厄介だった公害・産廃問題―後始末と環境保全
支え合う福祉―地域福祉システム
瀬戸大橋時代と産業振興―交通利便性を生かす
難しかった農業分野―成果へ悪戦苦闘の連続
ハード事業にも文化的視点―流域下水道には反省も
「全人教育」の試み―公設民営で全寮制高校
多方面の協力に感謝―振り返って

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古谷任三郎

3
6期24年にわたり岡山県政をリードした長野士郎元知事のオーラルヒストリー。毀誉褒貶激しいが、吉備高原都市、チボリ公園、岡山空港などの大型プロジェクトを断行したエピソードは興味深い。国や官僚との葛藤もあり、口だけで何もしないという瀬島龍三評には笑ってしまった。長野士郎のリーダーシップは強引とも言えようが、政官財に負けない意志が伝わってくる。ちなみに、この県政回顧は未完で、連邦制の事も聞き取りたかったそうだが、長野の死去により叶わなかったという。2021/12/14

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